【VB.NET】構造体について
構造体の宣言方法についての説明です。
VB 6では、Typeステートメントと言われていましたが、VB.NETからは構造体として生まれ変わりました。
構造体宣言
構造体は、読んで字のごとく、まずは、構造を宣言しておく必要があります。
構造体基本構文
Structure 構造体名 構造体の中身・・・ End Structure
具体的にはこんな感じで宣言します。
Private Structure SampleStruecture Public id As Integer Public name As String Public age As Integer End Structure
構造体について説明
簡単に説明すると、複数のデータを持ち運ぶための入れ物が構造体です。
例えば『人』をデータ化したとします。システム要件として持たせたい情報は「ID」 と 「名前」 と 「年齢」だとします。
IDと名前と年齢を渡すと何か処理をしてくれるメソッドがあったとして、こんな感じだとします。
Module Module1 Sub Main() getData(1, "なまえ", 18) End Sub ''' 引数にidと名前と年齢を受け取る Private Sub getData(id As Integer, name As String, age As Integer) Console.WriteLine(id) Console.WriteLine(name) Console.WriteLine(age) End Sub End Module
これを構造体で書くと
Module Module1 Private Structure SampleStruecture Public id As Integer Public name As String Public age As Integer End Structure Sub Main() '構造体を宣言 Dim stru = New SampleStruecture stru.id = 1 stru.name = "なまえ" stru.age = 18 getData(stru) End Sub ''' 引数は構造体だけ Private Sub getData(stru As SampleStruecture) Console.WriteLine(stru.id) Console.WriteLine(stru.name) Console.WriteLine(stru.age) End Sub End Module
構造体の方が、閣僚は多いのですが、メソッドを呼ぶときは構造体を渡すだけなので楽そうです。
このメソッドを呼出したりする場合にまとまった情報として管理できるのが構造体のメリットです。
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