【SQL Server】SELECT 文 の使い方
クエリの基本のSELECT文の説明です。
SELECT 文 はざっくりと 下記の「句」 と呼ばれる要素によって構成されます。
- SELECT 句 :取得したいデータを指定する
- FROM 句 :データを取得したいテーブルを指定する
- WHERE 句 :データを取得する際の条件を指定する
- GROUP BY 句 :データをグループ化する際に指定する
- HAVING 句 :データをグループ化した際の条件を指定する
- ORDER BY 句 :データの表示順を指定する (ASC: 昇順 | DESC: 降順)
SQL Server で SELECT 文に最低限必要なのは SELECT 句だけです。FROM 句 もテーブルの指定も不要で構文として成立します。
基本構文
SELECT リスト
概要
基本構文に条件をつけ足して、いくイメージでクエリを組んでいきます。
SELECT 'リスト'
テーブルを指定
SELECT 'リスト' FROM [テーブル名]
条件を指定
SELECT 'リスト' FROM [テーブル名] WHERE [条件]
グループ化
SELECT 'リスト' FROM [テーブル名] WHERE [条件] GROUP BY [グループ化]
グループ化に対しを条件を指定
SELECT 'リスト' FROM [テーブル名] WHERE [条件] GROUP BY [グループ条件] HAVING [グループ化に対する条件]
出力順を指定
SELECT 'リスト' FROM [テーブル名] WHERE [条件] GROUP BY [グループ条件] HAVING [グループ化に対する条件] ORDER BY [出力順 [ ASC | DESC ]]
ポイント
ポイントは、各句の順番です。
- WHERE 句
- GROUP BY 句
- HAVING 句
- ORDER BY 句
上記の順番で句を追加していきます。
例えば、WHERE 句 が不要であれば
- WHERE 句
- GROUP BY 句
- HAVING 句
- ORDER BY 句
の順で指定する必要がありますし、GROUP BY 句 と ORDER BY 句不要であれば
- WHERE 句
- GROUP BY 句
- HAVING 句
- ORDER BY 句
の順で指定する必要があります。
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