概要
テーブル内のレコードを更新する「UPDATE」文の使い方を説明します。
「UPDATE」文では主に「UPDATE」句 と 「SET」句 と 「WHERE」句 使用します。
基本構文
UPDATE [テーブル名] SET [カラム1] = [値1], [カラム2] = [値1], ... WHERE [条件];
内容
UPDATE 句で対象のテーブルを指定し、SET 句 で更新する値を設定します。
WHERE 句 は、対象を絞り込む場合指定します。
事前準備
--テーブル作成 CREATE TABLE [dbo].[T_SEITO]( [ID] INT NOT NULL IDENTITY(1,1) PRIMARY KEY, [NAME] NVARCHAR(20) , [AGE] TINYINT , [SEIBETSU_KBN] char(1) NULL , ) GO -- データ登録 insert into T_SEITO select N'荒川太郎',18,'M';
まずは、検索してデータを確認しておきます。
-- 検索 SELECT * FROM T_SEITO
年齢を18歳→19歳に更新
UPDATE T_SEITO SET AGE = 19
年齢を+10歳に更新
UPDATE T_SEITO SET AGE = AGE + 10
テーブルに別名(エイリアス)を付ける場合
UPDATE a SET AGE = AGE + 1 FROM T_SEITO a WHERE [条件]
条件に別のテーブルを参照する
別のテーブルを参照する場合は、更新対象のテーブルに別名(エイリアス)を付けます。
UPDATE a SET カラム1 = カラム1 + 10 FROM テーブル1 a INNER JOIN テーブル2 ON テーブル1.カラム = テーブル2.カラム2 WHERE [条件]
検証する場合などに
検証する場合などに
UPDATE T
SET
カラム1 = 10
--SELECT *
FROM [テーブル名] AS T
WHERE [条件]
こんな感じでのクエリで、更新対象のデータを確認しながら作業する場合にも使えます。
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